相性について



1 相性とは
相性とは相手の人とお付き合いをしするときに、安心して付き合いをしたいとの思いがでる一つの現象である
それは人間の本能として以下の事柄を誰でも持っているからである。
1 誰でもが自分にそれほど自信を持っていない。
2) 自分に似た特徴を持った人に出会うと安心する。
3) お互いに相手を理解しょうと思っていても、ところがなければ苦労をしなければならない
似ているところがなければ
(価値観や考え方がずれていると)
1―自分が妥協する必要がある。
2―相手を説得するなど手間がかかる。


 類似性と相補性について                 

類似性』のある人はお互いに手間・暇をかけないで一致点が得られる。 

    そうゆう意味で満足度が高く魅力度にもつながる。   

*仕事の分担であの人はこの仕事、自分はこの仕事ということでうまく納める、これを

相補性』と言う。      ― いずれも「楽をしたいという本能」である ―

 

    類似性とは、自分の持っているものを相手も持っているため時間が来ると飽きが来る。

    親密な関係を長く続けることを考えると相補性が重要になる。

    良い関係を続けてゆこうと思うと類似性と相補性のバランス感覚が大切である。

        

      <類似性>                   <相補性>

  自分との共通点を見付け出す事で      自分にないものをお互いに補い合うことで

  自分が楽になるという本能。         自分が楽になるという本能。

       ↓                         ↓

  手間をかけずに価値観や考え方を      手間がかかるが長くつきあう関係(夫婦

  共有しやすい。              ・仕事)では、利点となることが多い。

 

                 相性

    《 類似性と相補性を見極めることが相性を決める鍵となる 》  

 

 性格を作る5つのキーワード

性格             高い人           低い人

外向性―積極的か控えめを見る要素

社交的で明るい

謙虚で物静か

統制性―几帳面か大まかか

計画性があり責任感が強い

細かいことにこだわらない

遊戯性―創造派か現実派か

好奇心旺盛で遊び心がある

堅実派で保守的である

情動性―感情的か穏やかか

感情豊かな気分や

大らかなのんびりや

愛着性―温情的かクールか

友好的で人当たりがよい

冷静で人当たりがよい 

 

 相性の合わない人とのつき合い方 

     好意的な表現を送ると相手からの反応も改善する。

 

相手に気持ちを伝える表現ポイント

     同調を伝える

本音を伝える

  姿勢反響

うなずき

暗い空間

相手の動作をまねすることで類似性を作り出す。

適切なうなずきで(同調を

伝える事)会話を促進する。

暗い空間ではリラックスする 

ため自分の本音を伝えやすい。

                                           

        

親密さを伝える

 パーソナルスペース

身体接触

横位置

1.2mの空間に入る事で

親密な関係を作り出す。

 

 

身体に触れる事で自分の

存在をストレートに伝える。

(順番―手・肩・膝・頭)

 

相手の表情が読みとりにくいため緊張せずに自分のペースで話ができる。

 

               

 人間関係を改善するには、親近感の表現テクニックを上手く使いこなす事が肝要である 》

 

 相手の気持ちが分かる観察ポイント

 

あなたに警戒心を抱いている ―   肩が上がる。 腕を組む。 髪を触る。

 〃 苦手意識を持っている ―   煩雑に視線をはずす。 瞬きが多い。

 〃 関心が薄い人     ―   呼びかけても反応しない。

 〃 好意を持っている人  ―   眉を上げ目を見開いている。

 

あなたを受け入れやすい時―――   落ち込んだり体調が悪いときは狙い目。

《 人間関係を改善するには相手の出すシグナルを上手く読みとることが肝要である 》

 

相手をけなしてからほめるのが効果的(好感度が上がる)

自分で鏡を見ながら行動すると感情が抑えられる。

 

 相性診断

あなたの気になる人との相性診断をしてみませんか。

 

次のそれぞれの性格で、その中に有る5つの項目に次の点数を付け、その合計を各「性格」毎にマーキングしてレーダーチャートを作成してください。(質問に当てはまる2点  どちらとも言えない1点  当てはまらない0点)

 

外向性― 1−家より外で遊ぶ方が好きだ。2―自分が仕切らないと気が済まない。3―大勢でわいわい騒ぐのが好き。4―スポーツ観戦で我を忘れて応援する事がある。5―目立ちがりやである。

統制性― 1―部屋はきちんと片づける様にしている。2―一度決めたことは最後までやり遂げる。3―責任感が強いと言われる。4―衝動買いはあまりしない。5―何事も計画を立ててから行う。

遊戯性― 1―野次馬がいると必ず自分ものぞく。2―流行に敏感だ。3―宇宙人はいると思う。4―物思いに耽ることが多い。5―人生は堅実より冒険だ。

情動性― 1―外出したときは火の元や戸締まりが気になる。2―人前で話すと緊張する。3―些細なことでくよくよ悩んでしまう。4―上手く行かない事があると自分を責める。5―喜怒哀楽が激しいと人から言われる。


愛着性― 1―人がよいとよく言われる。2―自分の意見より人の意見を尊重することが多い。3―私は人に騙されやすい方だ。4―TVや映画を見て涙を流す事が多い。5―自分のことは後回しになりがちだ。 

 2000. 10. 28.     

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