長年住み慣れ第二の故郷とも言える関西から札幌に移住するに至った経緯は、簡単に言えば「高齢である親の今後のことを案じたこと、故郷であるこの自然に育まれた大地に憧れを強く持っていたこと」である(この他に私にとってはかなり重要な要因があるのだが)
関西では約33年間を過ごし、お世話になった多くの先輩や同僚のほか私と苦楽をともにした同じ職場の人たちなど私の人生の過半の思い出がぎっしりと詰まったところである。
その地から札幌へ移住するには当たり前ではあるがそれなりの悩みや決断が必要であった
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この地に移り住んで思うこと
1. 春の息吹がこれほどに希望と明るさと開放感を感じさせてくれるものだと分かったこと
2. 冬の寒さが関西に比べぜんぜん苦にならない、もしくはかえって過ごしやすいと感じたこと(ただし長時間に亘り屋外に居続けるといったことが無ければ)
3. 交通手段である車の利便さを強く感じた事(渋滞らしい渋滞に出会った事がないし、私の生活行動の中ではこの地で車の無い生活は考えられない)
4. これだけの都会にしては地価が安く、広い土地付住宅や自然と接したマイホームなど住まいの選択肢が広がる。
5. 本州の大都会圏に比べるとまだ治安のよさは安心できるものがある。
6. 札幌は以前(30〜40年前)に比べその後の人的流通の多さと情報源の多様さでややもすると人間関係がぎすぎすしたものになりがちではあるが、まだまだいたるところであのおおらかさを感じさせ、人に安らぎを与えてくれる。
7. 私として個人的に言えば、ゴルフ場までが近く(私の家からは15分前後で8箇所ぐらいのゴルフ場に行ける)又安い。
8. 自然環境が身近であり人の手のかかっていない大自然を求める人にはたまらぬ環境である。
9. なんといっても食べ物がうまい、魚介類・寿司・とうきび・じゃがいも・ラーメン・ジンギスカン・・・・・そしてビール
といったことなどが移住3年目にして感じていることです。
私は北海道に移住後人材バンクに登録しそのルートで新たな職場を選択するための教育を1ヶ月ばかり受け今、以前勤めていた会社とはまったく無関係の職場で住宅リフォームコンサルとしての仕事をしております。
住宅については子供の頃外国の映画に出てくる夢のような住まいにあこがれ、その後邦画を見てもなぜかそこに映し出されていた豪華な住まいが強烈な印象として残っており、これがその後自分の職業となるきっかけにもなったことと思います。
長年努め又住んでいた人脈がほとんど無い中、新たな職場で勤めるということは傍目ではなかなか分からない苦労や挫折があるものです(職場だけに限らず新たな土地で何らかのグループで活動しょうとしても)。
しかし自分で追い求めてようとしている夢を実現し、充実した今後の人生を目指すためにはじっとしていては選択肢が小さくなるだけ、行動すれば失敗もあるがその代わり得るものも必ずあるはずです、まだまだ私の夢はたくさんあります、その一つ一つを実現するために歳とともに衰えゆく体力アップを図ることで気力を充実させ自分の夢実現めざして今後も暮らして行きたいと考えております。
駒大苫小牧の優勝、北海道日本ハムの活躍など長年低迷している北海道経済の反転を予感させてくれる出来事に私たちは大きな元気をもらいました。
60歳を過ぎ、この期に及んでシングルプレーヤーを目指すことも夢、やりかかっている自分のホームペ−ジを完成させその中でいろいろと考えていることを実現することも夢、まだまだたくさんある夢へ向けて・・・・
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