ヨーロッパ旅行記


今回「ヨーロッパ旅日記」を掲載するにあたり、この原稿が自分の記録のために作成したもので、あまりにも細かい内容が記されており、その部分を大幅にカットしようとしたのだが、今後このようなツアーを利用して旅をする方にはこのままのほうがよいのかもしれないと思い、原稿のままにすることにした。
当面そのような旅行予定のない方には、少しわずらわしい内容になってしまったことをあらかじめお詫び申し上げます。

尚、拾い読みされる方は、青字の部分がお勧めのところです。

第 1 日目 :5月21日(日):天候 晴れ  

:訪問先 イギリス ロンドン          

ホテル名 ヒルトン ロンドン ケンジントン            

:歩行距離 12,400歩

使用金額 阪急電車
360 モノレール380*2 食事2,300 ツマミ1,000 タバコ1,700+1,020 ウイスキー1,500      
両替180,000 計188,300 (使用金額 8,660円 )


5時50分:家を出発(早朝からガラガラ音を立てながらスーツケースを引っ張って駅に行く

7時前 : 伊丹に到着、JTB担当者に合い成田までの打ち合わせをする

8時40分:伊丹発、約一時間で成田に到着、12時25分の集合まで時間があるため成田空港第一ビルの富士銀行に行きイギリスポンド(5万円 の TCと1万円の現金)・フランスフラン(10万円のTCと1万円の現金)・イタリアリラ(1万円の現金)に換金 計18万円

12時20分:集合場所のカウンターに行き手続きを行い(添乗員新井千晶さんと始めて合う)VIPルームにてツアー全体の説明を受けた後全員の自己紹介を行う、その後出発前の集合まで時間があり二人で昼食を取る

14時55分:日本航空403便にて予定通り日本を出発、イギリスは時差が8時間とのことで時計の針を遅らせる、イギリスまではビデオを見て少し睡眠をとるが妻はほとんど寝ている感じ

19時17分:(日本時間は真夜中の3時17分)予定通りイギリスのロンドンヒースロー空港に到着、やれやれ、12時間半の旅

20時50分:ホテルに到着、外国のホテルは古いものばかりだがご多分に漏れずかなりの年期が入っている、部屋はまあまあ良し、驚いて感激したのは一つの局が日本のテレビを24時間放映してくれていたこと、部屋にはいるとフルーツがテーブルの上にあったが機内食をめいっぱい食べていたためなにも食べられず。今日は32時間の1日であった。

第 2 日目  :5月22日(月):天候 雨後晴れ曇り 

:訪問先 イギリス ロンドン 

ホテル名 ヒルトン ロンドン ケンジントン  

:歩行距離  11,400歩

使用金額 朝チップ2p ファンタ他コンビニにて1,5p ビールワイン7p 計10,5(≒1,820円)(RATE 173.13円)


9時00分:バスにてホテル出発ケンジントン宮殿・同公園・ピカデリィサーカスなどを車窓から見て

9時50分:英国最大の寺院セントポール寺院見学(1675年から35年間を費やし完成した奥行き158m幅74m高さ111mの巨大なバロック建築バチカンのサン・ピエトロ、パリのノートルダムと並んで世界に名高い寺院、頂上まで登りロンドン市街を見渡すことができる、地下には墓がありネルソン提督などイギリスに貢献した人達が安置されている、ヨーロッパの寺院は皆同じような配置になっているらしい)、その後ロンドン塔(1078年に要塞として建造以後王室関係者や著名人の多くが処刑されたと言う血生臭い歴史を持つロンドンに残るもっとも古い建物の一つ)・タワーブリッジ・ロンドン橋を見た後テムズ川に架かる橋からロンドンの顔、国会議事堂とビッグベン(時計塔の愛称)を見て

11時25分:バッキンガム宮殿(王室の旗が揚がっていなかったのでエリザベス女王は不在とのこと)に行き衛兵・騎馬警備官を見る(運良く交代の行進を目の前で見る)

12時30分:soho(ソーホー)のチャイナシティにて飲茶を食べるがまずい(味が薄い)、量だけやたらに多くみんな残しているようだ

13時50分:大英博物館(1759年から公開されパリのルーブル美術館と並ぶ世界でも有数の博物館)エジプトの象形文字を解読する手がかりとなったロゼッタストーン・ギリシャ彫刻・ミイラなどを見る

16時00分:三越にてshopping外国の日本のデパートは規模が小さく品数が少ない(売り場面積は日本のデパートで言うならワンフロアの1/3程度)

17時00分:ホテルに帰る。王室を代表するように伝統と権威・格式を重んじる紳士の国と言った感じがする、階級制度がはっきりしており民主主義の国でもそれぞれ特徴があるものだ (製造業などのは4種類の食堂があり、第一にエグゼグティブと言われる経営者が使用するもの、第二はミドルマネイジャーと言われる管理職が、第3にクラークと言われる人が使用するもの、第4にワーカーが使用するものに分かれている)、治安がよいのはイメージしていた通りだがそれでも日本に比べると気を許せないところがある。
ロンドンは市内に大きな公園が多くそれとあわせ街路樹も大きなプラタナス(鈴掛の木)等がメインの通りには必ず植えてある、とにかく緑の多い街で落ち着きを感じさせる。


家をでるとき風邪が治っておらず心配したがしんどさが多少あるのと昨日の飛行機のなかから続いている食べ過ぎで胃が重い、夕食はホテルにて鳥の薫製とローストビーフだったらしいがあまり記憶になし。
今日も夕食前に風呂に入る風呂あがりのビールはうまい

第 3 日目  :5月23日(日):天候 雨のち晴れ   

 :訪問先 イギリス ロンドン 

ホテル名 ヒルトン ロンドン ケンジントン            

:歩行距離 14,400歩

使用金額 朝チップ2p 地下鉄一日乗車券7.8p 昼食9p お酒とビール12.2p


9時00分:ホテル出発ウィンザー城へ、フリーの日だが申し込んでいたオプションプランでの行動

9時50分:ウィンザー城はロンドンからテムズ川をさかのぼる事西に33qの所にあり1087年に築城され敷地約53,000平方mの広さは実際に使われている城としては世界最大規模でエリザベス女王がお気に入りの城、ドールハウス(円塔)聖ジョージ礼拝堂・ステートアパートメント(迎賓館)を見て帰りの待合い場所が解らなくなり少々あわてる。帰りのバスから城の南に5kmも直線で続く通ロングウォークを見ながらホテルに帰る。

14時00分:昼から添乗員の新井さんの案内でロンドンの中心であるピカデリーサーカス(地名)とその近くにあるナショナル・ギャラリーを見学(トラファルガー広場に面して建つイギリスを代表する美術館1824年創設セザンヌ・ゴッホ・ピカソ等後期印象派の作品が充実している)

16時過ぎ:ピカデリー広場近くを散策し帰りは皆と別れバスにてホテルに帰るべくバス停で目的のバスに向かって手を挙げるが止まってくれない、2台ばかりに無視され雨だったこともあり地下鉄に乗って帰るが一駅行き過ぎて駅を出た所で新聞売りのおじさんに“ヒルトンケンジントンプリーズ”等と相手にとっては多分意味不明な言葉を交えながらホテルの場所を聞くが怪訝な顔をされながらでも、何とか方向を教えてもらい20分以上歩き続けようやくホテルに到着、ああ疲れた(17時過ぎホテルに到着)

19時30分:バスにて日本食の店「きく」で夕食(刺身・天ぷら・酢の物)大したものではないが3日ぶりの日本食でほっと一息。

イギリスはスカッと晴れることが少なくいつ雨が降るか解らない天気の時が多いようで、その雨も霧雨状であるからか少々の雨でも皆なに食わぬ顔で歩いており、傘とかレインコートはほとんど使っていない、しかしそれにしても寒い、事前情報入手が悪く日本と似た天気などとんでもない、よく考えると地図上でロンドンなどは北緯52度で稚内(北緯45度)の遙か彼方の北サハリン(樺太)かカムチャッカ半島に位置していてローマ(北緯42度)でようやく青森の位置になる、ただ大西洋のヨーロッパ西側を流れている暖流が気温を少し押し上げているようではあるが、半袖ばかりの服ではどうしようもな(2日間)非常用に持参した合羽ばかりを着ての行動、ただ面白いのは日本人と違ってイギリスでも感じたが、パリなどでは明らかにノースリーブで歩いている人がいると思えば、方やコートにマフラーと言った人たちがバラバラな服装で何の違和感もなく町を闊歩している、協調ではなく個性の文化のなせる技か。???
                                              

第 4 日目  :5月 24日(水 ):天候 曇り :訪問先 ロンドンからフランス パリへ 

ホテル名 ホテル ソフィテルパリ ポルトセーブル 
        
:歩行距離  8,700歩

使用金額 朝チップ2p ホテル精算7p 夕食100フラン(チップ4f共) 
(RATE 17.6円)
     
ホテル精算5p 電話? (計14p)+(100f) (≒4,180円)


6時過ぎ:起きて朝食(どこのホテルも6時半オープンのようである)その後一服してからホテルの周辺を一時間半ばかり散策(妻は昨日のこともあり休養)イギリスの住宅地を歩いたが皆アパート状の3階建てぐらいの建物が多い朝方だったこともあり残念ながら期待したような面白い風景に出会うことはなかった、ただ言えることは他の建築物全てがそうであるが新築らしき建物はほとんどお目にかからず改装の工事のみがが目立っていた。


11時45分:ホテル出発 今日は鉄道でフランスへの旅

12時30分:ロンドンウォータール駅到着駅の近くで荷物を預け駅の待合いで弁当を食べる

13時53分:ユーロスターの1等車にて一路パリへゆったりした車中で食事とワインのサービスがあり気持ちよく時速300km(フランス側のみでイギリスは在来線を使用したためあまりスピードは出ていなかった)3時間の旅。(時差の関係で4時間になるが)途中ユーロトンネル(ドーバー海峡)をくぐりヨーロッパ大陸へ、車中国境の手続きがあるかもとのことだったがなにもなかった。

18時00分:花の都パリ ノルド(北)駅到着メルシー、ポンジュウル、ロンドンに比べ少し明るい雰囲気、サッカーの大きな大会があるらしく駅構内でたくさんのグループが例のオレーオレオレーみたいな大声の歓声を上げていた。バスにて途中オペラ座・ルーブル美術館・エッフェル塔を見ながらホテルへ19時10分着、途中でパリ市内の幹線道路を走っていた時ガイドがこの先の地下道でイギリスのダイアナ妃が乗っていた車が柱に激突して亡くなった場所と教えてくれた。その地下道路を上がった横の歩道では今でも花を掲げお祈りしている人が後を絶たないとのことであった。部屋に入ってトイレを見ると便座が汚れているため新井さんにTELすぐ掃除に来る、他は良好夕食にてビールを飲み過ぎ。(今日は23時間の1日であった)
             

第 5 日目  :5月 25日( 木):天候 雨後晴れ  

:訪問先 フランス パリ 

ホテル名  ホテル ソフィテルパリ ポルトセーブル          :歩行距離 9,200歩

使用金額 朝チップ20f 絵と本 95f 写真 100f 計215f(≒3,780円


9時00分:ホテル出発

9時45分:ベルサイユ宮殿到着パリの西20kmにあるルイ13世が小さな城館を築き太陽王ルイ14世が1662年から50年の歳月をかけ宮殿として築きあげてからルイ16世及びその王妃マリーアントワネットが過ごした栄光と権力を証す豪華絢爛なる宮殿、礼拝堂・長さ75m幅10m高さ13mのきらびやかな鏡の間・王の寝室・王妃の寝室・庭に大運河を持つ幾何学的なフランス式庭園

12時00分:昼食後オーベル シュル オワーズ観光へ

14時30分:ゴッホの家に到着ゴッホが自殺するまでの2ヶ月間を過ごし多くの作品を描き残した夕食付き3.9フランで借りていた屋根裏部屋、そこでゴッホのビデオを見てから近くにあるオーベル教会・ゴッホの支えとなった弟と眠る共同墓地又その周りは地平線まで続く広大な麦畑等パリとは違ったのどかなフランスの田園風景(彼の絵でも見たことのある)を見ることができた

17時00分:ホテル到着

19時30分:セーヌ川のディナークルーズに行く(オプションで一人27,000円と高く行こうかどうしょうか迷ったディナー)セーヌ川を豪華船バトー・ムーシュでの食事となっているがそれほど豪華でもなかったが、けっこう食事も良く気分の良い遊覧であった(お酒は飲み放題←これがよかったのかな)

第 6 日目  :5月 26日(金) :天候 晴れ  

:訪問先 フランスパリ 

ホテル名 ホテル ソフィテルパリ ポルトセーブル

:歩行距離 13,200歩

使用金額 朝チップ20f 昼食120f タクシー60f 計200f(≒3,520円)


9時00分:ホテル出発 コンコルド広場(ルイ16世・マリーアントワネットが断頭台にて処刑された場所)・シャンゼリエ大通り(凱旋門から放射状にのびる12本の大通りの一つで道の両側には著名な会社の事務所もさることながら、この通りからセーヌ川にかけてブランド点が多い)・凱旋門(1836年シャルル・ド・ゴール広場にナポレオン軍の勝利を記念して建てた高さ50m幅45mの記念塔)・エッフェル塔(ご存じパリ万博を記念して建てられたパリのシンボル)等をバックに写真を撮る

10時00分:ワイン博物館にてワインの試飲

11時10分:ノートルダム寺院見学〔パリ発祥の地シテ島に(中の島)250年の世紀の歳月をかけ1345年に完成した初期ゴシック建築の最高傑作外観もすごいが中にはいるとその広さ又左右と入り口真上にあるバラ窓と呼ばれる三つのステンドグラスが圧巻〕

12時10分:三越でshoppingロンドンに続いての店だが前よりまだ狭い従って品数もなし。食事をして昼からはオプショナルでルーブル美術館に行く「モナ・リザ」「ミロのビーナス」等世界の一流品を始めとして30万点を収蔵する世界的規模の美術館〔1693年から一般公開〕今日の夕食はエスカルゴ(それなりに味付けがしてあり違和感なし)と鴨の肉とプリン。
花の都・芸術の都パリ。「パリの空の下セーヌは流れる」のフレーズで知られたセーヌ川は、街の中央を緩やかなカーブを描いて流れている、その北側右岸はシャンゼリゼ通りオペラ座のある商業地区、南側左岸は学生街として知られるカルチェ・ラターンなどがあり古さと新しさが調和した街。

第 7 日目  :5月 27日(土):天候 晴れ  

:訪問先 フランスからイタリアローマえ 

ホテル名 チッチェローネ 

:歩行距離 約11,000歩

使用金額 妻の時計155,000r 子供のの時計175,000r アイスクリーム2,000r タクシー5,000r                   
            計337,000r(≒20,930円)  (RATE 0.0621)


5時45分:ホテル出発 6時15分パリシャルルドゴールド空港到

8時10分:アリタリア航空317便にてイタリアに向け出発

10時10分:今日はいよいよ期待していたローマ。ローマフィウミチーノ空港に到着11時15分ホテルにチェックイン13時に昼食。昼から半日市内観光

14時00分:バチカン市国のサンピエトロ大寺院見学〔カトリックの総本山間口115m、奥行き211m、高さ183mの大きな教会〕、サンタンジェロ城・最高裁判所・カブール広場を見る

◎バチカン市国は世界のカトリック教徒7億人の総本山で総面積44ha、世界最小の独立国でその中の建物は世界一大きなサン・ピエトロ大寺院を中心にバチカン博物館や法王の住居と事務所を含むバチカン宮殿などで構成され大建築群が全部つながっている。又国の中には造幣局・郵便局・銀行・病院・天文台・発電所・放送局を持つ。一般旅行者が見学できるのはサン・ピエトロ寺院と博物館である

16時30分:途中土産物売店に寄り子供と妻の時計を買いホテルに帰る

19時40分:ホテルから夕食へ出発途中「トレビの泉」に寄り泉を背にしてコインを投げ入れる、泉の周りは大勢の人がいた。ローマのデートスポット、夕食は久しぶりの日本食(はませい)相変わらず大したことなし (外国で日本料理を食べていつもたいしたことがないと言ってるが、たいしたことのある店は莫大な料金をとられるのであろう) 今日のガイドは50過ぎのさえないおばさん、こんな人がガイドなんてと思っていたがさすが、今までのガイドの人たちもそうであったがよーく勉強している

第 8 日目  :5月 28日(日):天候 晴れ  

:訪問先 ローマからポンペイ・ナポリへ 

ホテル名  チッチェローネ                       

:歩行距離 6,500歩

使用金額 朝チップ2,000r カメオ520,000r トイレ1,000r*2 本12,000r ジュース2,000f  計538,000r(≒33,410円)


7時15分:ホテル出発 9時サービスエリアでトイレ休憩 A―1号線太陽高速道路にてポンペイへ

10時30分:ポンペイ遺跡に到着79年にベスビオス火山の大爆発で一瞬にして埋没した古代ローマ時代の都市(東西800m、南北600m人口は2万人以上であったと言われている)アポロの神殿・バシリカ(大聖堂)・浴場・売春宿・バー・等を見る。遺跡を見ると2千年前とはいえその生活は今とあまり変わらないことに驚き。〔車道と15cmほど高い歩道の完全な分離、横断歩道の設置、鉛管と土管による給排水、モザイクの絵と文字による伝達生活表現、浴場施設の充実等々〕日本で言えば縄文から弥生時代初期の頃、同じ地球の上でもかなりの違いがあったのだ。

12時00分:昼食(ボンゴレ・イカとエビの揚げ物・オレンジ)

13時20分:カメオ工場(ドナデェオ)見学、妻のブローチを買う

14時20分:ナポリを車窓から観光、卵城・ビットリオエマヌエル2世広場・王宮・オペラ座などを見て海岸で写真を撮る。黒川紀章が設計した市街地再開発ビルの群があった。

18時15分:ホテルに帰りその後19時30分夕食に出る。
今日は昨日から強行軍と聞いていたがバスの移動が多く楽々、ナポリの港は確かにきれい世界の3大美港と言われるだけのことはある、昔は「ナポリを見て死ね」と言われていたが今は周辺の工業化で「ナポリが死ぬ前に見ておけと」言われているらしい。
土産をそれぞれ少しづつ買ったが自分の記念になるものがほしく明日は何かを買おう。家にTELできず。だいぶグループの人たちになれてきた。
                                                 

第 9 日目  :5月 29日(月):天候 晴れ    

:訪問先 イタリアローマ 

ホテル名 チッチェローネ                      

:歩行距離 14,600歩

使用金額 朝のチップ2,000 美術館180,000 昼食とビール84,000 ペンダント25,000*2 Tシャツ45,000+70,000 財布150,000 
ポシェットー49,000ブローチ18,000 キーホルダー15,000 小銭入れ30,000 ベルト50,000 計743,000r (≒46,140円)


バチカン市国の中の全部で24の博物館・美術館・礼拝堂・図書館を総称してバチカン博物館と言うがその中のバチカン美術館へ。

9時開館とのことで8時00分に行くもすでにかなりの人が並んでいる、システーナ礼拝堂はミケランジェロの天井画と「最後の審判」を納めたバチカンのハイライト、ラファエロの間・地図のギャラリーなどを見てホテルに戻り向かいのレストランで昼食、JTBの社員がよく行きまあまあの店とのことだが一時間たってもなにも出てこず文句を言ってようやく出てきたヒラメの何かが出てきたが多すぎておおかた残す もったいないね。

昼からオードリヘップバーン主演「ローマの休日」で有名なスペイン広場他ローマの街を散策しスペイン三越で土産を買う帰りにホテル近くの小さな店で自分のベルトを買う

20時00分:ホテルを出発カンツォーネディナーに行く20時30分到着、山本さん本庄さんと同じテーブルにつきワインを飲み食事をしながらカンツォーネを聴く、始めて本庄さんと話をするが思っていたとおり気さくな人最後の方で彼がカンツォーネのリクエストをするとバンドと歌手が席に来て歌ってくれた、彼は感激のあまり涙を流して喜んでいたが次の日彼に昨日は感激で眠れなかったのでは?と聞くと昨日は酔っていてなにも覚えていないのですよとのこと、私は気持ちよく酔えて楽しいディナーであった。

第 10 日目  :5月 30日(火):天候 晴れ  

:訪問先 ローマから日本へ 

ホテル名 飛行機での一泊        :歩行距離 7,000歩

使用金額 朝のチップ2,000 ビール20,000 時計145,000 ワイン16,000 お菓子3個37,000 ウイスキー5,000円  
計220,000r+5,000円 (≒13,660+5,000=18,660円)        


8時30分:ホテル出発 レオナルド・ダ・ビィンチ空港にて免税手続きを行った後(約一時間ぐらい)免税店で買い物をする(今回空港の免税店で一時間半ばかりあったため何とか買い物をすることができたので良かった、旅先にもよるが今回のツアーみたいにあまり買い物のできる店に行けないときは空港の免税店が有効である−フランスのシャルルドゴール空港みたいに、空港によっては品数のそろった店がないこともあるが)

11時25分:日航JL410便にてミラノを経由して一路日本へミラノ着12時40分 同発14時10分(時計を7時間進めると日本時間で夜の9時10分)免税店で免税として買うことができる量は酒(720ml)3本・タバコ2ケース・香水2オンス・合計20万円までとのこと、ただし一品目一万円以下のものは免税(20万円の計算外)


帰りは全く夜中の旅だが10日間の暮らしでは真っ昼間なのであまり眠れない、ビデオを見ながら少しうつうつしながら過ごす

第 11 日目: 5月 31日(水):天候 晴れ  

:訪問先 日本 

ホテル名                                

:歩行距離 7500歩

使用金額 昼食2,300円 リムジンバス6,000円 モノレール760円 阪急電車360円 夕食7,500円 
     計16,920円  旅行中の総使用金額約 148,000円


8時45分:成田到着 入国手続きをした後スーツケースをカウンターで受け取り新井さんや顔を合わせた人たちにお別れの挨拶をし今回のツアーサービスである宅配にて荷物を家に送る。
別のビルに行きリラの残りを換金しリムジンバスで羽田に向かう。羽田にて昼食

15時00分:伊丹に向け出発 16時00分到着 高槻に5時過ぎに着くが小雨が降っている、いつもの居酒屋でビールとつまみそして久しぶりに握りを少々食べ家に帰る。

後日談だが帰った翌日から少しずつ調子が悪くなり3(土)4日(日)は風邪にてダウン、旅行前に撮って置いたビデオと土日はテレビを見て過ごした。今回のツアーは熟年向けで「ゆっくり周遊ロンドンパリローマ11日間」と言うことになっており一カ国では泊まるホテルを同じ所にするなどの他、一国で必ず一日の自由時間をとったりして気を遣ったものになってはいるのだが、何せその国に行くと少しでもあちらこちらと歩き回りたくなり休んでいる時間など皆無であった。体調不良が長引いたのは浪人の身で会社に行くといった緊張感がないことも大きな原因だと思うが。


今回旅行の反省と今後の参考に


1. 前回に引き続き旅先の調査不足

・ 図書館などで旅先の資料をもう少し調べておくべき(今回も調査しようという気持ちは会ったのだが何やかやと
    時間をついやしてしまいなにもできなかった)

・ 本屋で(インターネットショップでも可)買ってもよし2千円前後の投資で旅行の密度が高くなることを考えると安いもの。

・ インターネットでも調べたつもりが、帰ってから何気なしに見ているとまだまだ資料があった

2. 旅行前に体調を整えることは前回もその必要性をしっかりと確認したつもりであるが、今回も若干胃の調子が悪かったことが旅先で一晩絶食そ の後2〜3食の調整が必要となってしまった

3. 旅先での食べ物は絶対無理をしないことを肝に銘じないと前項のごとき最悪の状態を招く
   (機内食でもレストランでも場所を問わずそれほどうまいと思わないものは食べないで残すこと)

4. スプレーは携帯用の物を持っていったがべたついてダメ、今後は普段使用しているものを持ってゆくべき。

5. 着る物は今回のジャンパーでおおむね事足りたのだが10度前後になる予想が付くなら薄い長袖のセーターぐらいはあった方が良い。

6. 土産は事前によく考えておきできればリストアップしておいたほうが間違いない。

7. 旅行中はもっともっと積極的に皆の中に入り、多く会話をするようにしたほうが旅の楽しみも増えるというもの。

8. 今回ボリュウムのある本を持って行き飛行機の中で読んでいたがこれは正解であった。



前回迄の旅での注意点だった事

◎できるだけ事前情報を仕入れておくべき

1 服装(:気候は旅行会社に聞く事と、地図上で大方の感じをつかむことの両方をやるべき。
  :たいていのツアーはスーツケースを持って歩くことはないので明らかに無駄なものはいらないが着るものは多めに用意する。
  :簡易下着類は有効だが靴下は良質で厚手のものを用意する(やすい靴下は通気性の関係か一日もたたずに臭くなる)

2 できればその国の文化・歴史・国内情勢(治安であるとかその国で今なにが話題になっているかなど)を調べておく又その国の見所などはツアーの情報誌に出ているのでこれも良く頭に入れておく

◎土産に関して

1 土産であるとかその国の記念品を買う時はツアーの最初にあらかたの買い物をする場所を聞いてどこでなにを買うのかイメージしておく。

2 あまり良い土産物売り店を紹介してもらえないときは(安くてたくさんの品数がある所)観光客の利用が多い空港の免税店を利用するべき。

3 ヨーロッパのデパートは品数が少なくあまり役に立たないと考えて置いた方がよい(買うものにもよるし、日本のデパートだからなのか?)

4 最後は機内にて免税販売があるが良いものは早くなくなるので要注意(洋酒などは機内で十分)

◎換金について

1 両替は当然一万円以下の小銭程度

2 TCはなければ多少不安のような気もするが最小限にして作ったら早く事前サイン欄に書き込むと同時に番号も控えておく

3 換金とTCの作成は出発前の空港は避けて事前に行っておくべき

4 換金したお金は現地で使い切ってしまうべき、持ち帰ってきたものは又手数料を取られ換金しなければならないし少ない小銭は手数料で残らない手間と時間が無駄出ある。

◎その他

1 常時持ち歩く鞄はリックサック・肩掛け・手提げといかようにでも使える物で、あまり大きくなく肩に負担のないものを選ぶべき(街の中・デパート他ショッピング・遺跡及び大きな自然公園巡り等に対応)

2 ひげ剃りは普段使い慣れたものでできれば電動シェーバーがよい(携帯用のかみそりは不可)

3 カメラはフラッシュが自動と手動に切り替えられるものがよい(美術館などはフラッシュ禁止の所が多い)

4 スーツケースには行く前に少し余裕がないと帰るとき土産が(土産以外の物も増える)入らなくなる(空きスペースが多くて荷が移動しそうなときは現地で使う可能性のあるティッシュペーパーの箱で埋めておき帰りに入らないときは捨ててくる)
5 当たりまえだが旅行の数日前は特に体調に気をつけ旅行中気持ちよく過ごせるよう注意する

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